昨日、某製薬会社の新入社員の研修に講師としてお話しさせていただきました。
自分の専門分野で講師を務めることは時々あるのですが、
医学以外分野で話をすることは初めてのことでした。
今回のお話を頂いた時には、すぐにお断りしようと思ったのですが、
訪問していただいた担当の方とお話ししているうちに
せっかく頂いたお話ならチャレンジしてみようと考え直しました。
また、新入社員の皆さんが私の子供達と同じ世代であることも自分の気持ちを後押ししてくれました。
自分の子供達と同じ世代の皆さんに、
親の世代の一人として何か応援のメッセージを送りたいと思いました。
当日、自分なりに構想を練り準備をしたつもりですが、なにせ初めてのことです。
軽井沢にある研修会場につくまでは、逃げ出して帰りたいような自信のなさに襲われました。
しかし、ふと「僕も初めてだけど、みんな初めてなんだ。」
「先輩面をして偉そう話すのではなく、自分が伝えたいことを気取らずに伝えよう。」と思いなおしました。
夕方5時からの講義でしたので、みんな疲れて居眠りするような人もいるのかな・・・」と思っていたのですが、
実際に会場に入った瞬間熱気に圧倒されました。
「ゆとり世代・・」などと言われる我が子達の世代ですが、
真面目に私の話を聞いてくれる姿を見て、親の世代として頼もしく感じました。
また、話の後の質疑応答の時間では、
沢山の質問をしていただき救われた気持ちになりました。
これから社会に出る皆さんに、どれだけお役に立てるお話が出来たかは自信がありませんが、
自分なりに精一杯のお話が出来たと思います。
チャレンジしてみて良かったと思える1日でした。
「成功の反対は失敗ではなくチャレンジしなかったことだ」(佐々木則夫監督)
==甘利内科呼吸器科クリニック==長野市==呼吸器内科==アレルギー科==