年末に京都の建仁寺両足院で座禅を体験してきました。
座禅というと無念無想・・・何も考えずに自分と向き合うというイメージがあり、
そんなこと凡人にできるのか?と疑問に思いがちです。
しかし、指導していただいた僧侶の方のお話では、
何か考え事や弱い気持ちが浮かんでも、
それはそれとして受け入れて流す・・・
そして、乱れた姿勢を整え、呼吸を整え、
そして心を整えること(調身、調息、調心)に勤める。
また何か浮かんできたら、それはそれとして横において
再び姿勢、呼吸、心を整えるように努めるのだそうです。
私たちは日常生活で集中して何かをすべき時にも、
どうしても他のことに気を取られたり、余計なことを考えたりしてしまいがちです。
雑念や弱い気持ちが出てこない・・・というのは
私のような凡人にとってかなり難しいことです。
でも、そんな雑念や弱い気持ちを認めて、そういう自分を受け入れた上で、
もう一度、姿勢を整え、呼吸を整え、心を整えて
自分のすべきことに向かい合う心が大切なのでしょう。
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