春は進学や就職のために長野を離れる若者が多い時期です。
当院は小児喘息の患者様が多く通院されていますから、
小学校、中学校、高校と見守ってきた患者さんの中で
自宅を離れて転居される方もいます。
転居の知らせを聞くと、次の主治医の先生に宛てて紹介状をお書きします。
そして、4月、5月には面識のない先生方から返書が届くようになります。
きちんと受診されたこと、今後も治療を継続していく旨の内容を読ませていただくと、
主治医としてもほっと一安心です。
気管支喘息など専門医の先生に治療を受けた方が良い場合は
私の方で転居先の地域の専門医の先生を捜すことになります。
転居先が長野県内の場合には、
ほとんどの専門医の先生は面識がありますから安心です。
何の縁も無いような県外の場合はどうするか・・・?
私の場合、製薬会社の担当者さん(通称MRさん)に情報をいただいています。
製薬会社さんですから全国を網羅するネットワークがありますし、
実際にその地域を担当している人からの情報が得られます。
今の時代、ネット検索でも情報は得られます。
しかし、医療に限らずネット情報だけを頼りにするのは安心できないことも多いです。
もちろん、情報提供してくれる製薬会社さんの主観が入る問題もありますので、
心配なときは複数の製薬会社さんに情報をもらうこともあります。
時間と手間がかかることも多いのですが、
私の安心が患者さんの安心だと思っております。
転居される方、諸事情により転院をご希望される方は
遠慮無くお申し出ください。
注)海外については情報を得ることは困難です。
英文での紹介状をご用意いたしますが、
小生は英語が得意ではありませんので、
少々お時間がかかりますが、
お許しください(^^;)
==甘利内科呼吸器科クリニック==呼吸器内科==アレルギー科==長野市==