お知らせ

発熱や風邪症状の方への対応
2020.3.22

当院では、厚生労働省、各学会、日本医師会の指針を可能な限り守ります。

下記の通りに対応します。 当院の考え方についてはブログにも書きましたのでご参照ください。

① 症状が軽いときは⾃宅療養してください。

普通のかぜも新型コロナウイルス感染症も、症状が出てから最初の数⽇は区別がつきません。症状が出てすぐに受診しても新型コロナウイルス感染症と診断することも、違うと診断することも困難です。仮に早く診断できたとしても、肺炎になったり重くなるのを防ぐ治療薬などもありません。また、新型コロナウイルス感染症の⼤半はかぜのような軽い症状のまま⾃然に治 ってしまいます。⼀⽅で,症状がある時に外出したり受診すると、外出先や待合室で感染を広めるおそれがあります。

そのため、かぜのような症状が出ても、最初の数⽇間は受診せず、仕事や学校を休んで外出を避け、⾃宅療養してください。⾃宅療養の期間は、⼀般の⽅は4⽇間,ご⾼齢の⽅、持病がある⽅、妊娠中の⼥性は2⽇間です。

自宅療養中は、1 ⽇ 2 回(朝・⼣)体温を測定して、⼿帳やノートに体温と測った時間を記録してください。

② 症状が4 ⽇以上(⾼齢者,持病,妊娠では 2⽇以上)続いたら、「帰国者・ 接触者相談センター(新型コロナ受診相談窓⼝)」へ電話相談してください。

⾃宅療養を行うと,新型コロナウイルス感染症ではないその他の風邪であれば、通常は 3-4 ⽇間で⾃然に治ってきます。もし4⽇以上かぜの症状(発 熱,咳,のどの痛みなど)が続いた場合、⼜は4⽇未満でも呼吸が苦しくなるなど悪化する傾向があれば、新型コロナウイルス感染症を疑う必要があります。

さらに、ご⾼齢の⽅、持病のある⽅、妊娠中の⼥性は、新型コロナウイルス感染症が悪化しやすくなります。それらの⽅は、かぜの症状が2⽇以上続いた時点で,新型コロナウイルス感染症に注意する必要があります.

⼀般の⽅は4⽇以上、⾼齢者、持病のある⽅、妊娠中の⼥性は 2 ⽇以上、かぜの症状が続いた場合に、「帰国者・接触者相談センター(新型コロナ受 診相談窓⼝)」に電話で相談してください。

待合室で他の患者さんにうつさないようにするため,連絡なしで直接医療機関に受診することは避けてください。

③ 受診の⽅法

「帰国者・接触者相談センター(新型コロナ受診相談窓⼝)」に電話相談すると、担当者から症状の経過や持病の有無などを質問されます。その上で担当者が、受診が必要かどうか判断し、受診する場合は専⾨病院とかかりつけ医療機関のどちらがふさわしいかを判断します。担当者の判断と指⽰にしたがって行動してください。

受診する場合は、たとえ咳やくしゃみがなくても必ずマスクをつけてください。また,担当者から指⽰された医療機関以外には決して受診しないでください。

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