「かもめのジョナサン」という本をご存じの方も多いでしょう。
1974年に出版されたこの本は、
当初はアメリカの一部の若者に読まれていただけですが、
次第に話題となりベストセラーとなり映画化もされました。
私が小学校5年生の時に映画化された
「かもめのジョナサン」を映画館で見た記憶がありますから、
日本でベストセラーになったのもその頃(1973年頃)でしょう。
当時、映画を読んでも、翻訳された小説を読んでも難解で、
カモメが海面に突っ込んで
溺れているシーンが記憶に残っただけでした。
発売から長い歳月がたち、
今年の6月に「かもめのジョナサン」に新たな最終章が加えられて、
五木寛之さんが翻訳(創約)された「完全版」が発売されました。
著者R・バック氏が自家用飛行機の事故で
九死に一生を得たことをきっかけにして発売された
「完成版」に加えられた第4章・・・
それを読んで、12歳の私が難解でわからなかった
小説の意味を理解できたような気がします。
あえて細かい内容は触れませんが、
40年以上の年月を経て
世界的ベストセラーに付け加えた最終章です。
私と同じように
「かもめのジョナサン」の小説や映画が
よくわからなかった人にとっても、
今まで読んだことがなかった人も
読む価値があります、ぜひ読んでみてください。
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