院長ブログ

ゆっくり急げ~Fastina lente~

日本医師会 生涯教育講演でお話ししました
2015.1.18

1月17日に日本医師会の生涯教育講演で

「何故COPDの治療は必要なのか?」

「COPD治療のUPDATE」というテーマのお話をさせていただきました。

COPD(慢性閉塞性肺疾患)は喫煙によって気道や肺が壊れる病気で、

咳や痰、息切れが進行すると呼吸不全になります。

肺気腫や慢性気管支炎もCOPDに含まれます。

以前はなかなか良い治療方法がなかったのですが、

COPDの治療は10年ほど前から大きく進歩しました。

以前は進行して呼吸不全に陥るケースが多くありましたが、

最近の新しい治療薬やリハビリテーションの進歩で、

元気に一生を暮らせる方も増えてきています。

COPDの治療は、早期に見つけて、早期に治療することが重要です。

喫煙歴があり、咳や痰が長引く、 坂道や階段で息切れを感じる、

このような症状がある方は、 早めにご相談ください。

==甘利内科呼吸器科クリニック==長野市==呼吸器内科==アレルギー科==

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