日曜日の毎日新聞に「エピペン:普及に弾み アナフィラキシー緊急治療薬、保険適用」とう記事が載りました。
http://mainichi.jp/life/health/medical/news/20120122ddm013040027000c.html
“エピペン”はアドレナリンという薬を自己注射できる緊急治療薬です。
急激なアレルギー反応(アナフィラキシー)が出たときに自己注射することでショック状態を緩和し命をつなぐ大切な薬です。
保険適応前は1本15000円ほどの高価な薬で、しかも有効期限が1年ほどしかないため患者様には大きな負担でした。
しかし、エピペンの普及しない本当の理由は高価な薬剤為ではなく、アナフィラキシーという病気が死亡率の高い危険な病気だと認識されていない為だとも言われています。
また、患者様の中には蕁麻疹や口腔内アレルギーと思い込んでいる方も多いかもしれません。
エピペンの保険適応を契機に、アレルギーを持つ方(保護者の方)、学校や保育園の関係者の方は
是非アナフィラキシーへの理解と対策をお願いしたいと思っています。
長野市 篠ノ井 内科・呼吸器内科・アレルギー科 甘利内科呼吸器科クリニック