先日、北信耳鼻咽喉科学術集会に講師としてお招きいただきました。
日頃から耳鼻咽喉科の先生とディスカッションしてみたいと考えていましたので、
「慢性咳嗽の診断と治療について」
~耳鼻咽喉科の先生と一緒に考えたいこと~
という演題でお話しさせていただきました。
一応私が講師という立場でしたが、日頃私が疑問に思っていたり、
経験がなくわからないことを耳鼻咽喉科の先生方にお聞きするる展開も多く、
講演時だけではなく、懇親会でのディスカッションを含めて有意義な時間となりました。
通年性のアレルギー性鼻炎や慢性副鼻腔炎などの患者さんは、
何年も前から軽微な鼻症状が持続していることが多いため、
ご自身でも「いつものこと・・・」と気にしていないことも多いのです。
しかし、長引く咳の原因の中には鼻水が喉の方に落ちる後鼻漏が意外に多いのです。
病院勤務と違い開業していると、他の科の医師との連携を取りにくいのですが、
今後も色々な情報を共有しながら診療していけたら、
より質の高いレベルで診療できると思います。
==甘利内科呼吸器科クリニック==長野市==呼吸器内科==アレルギー科==気管支喘息の治療==