長野市の内科・呼吸器科・アレルギー科 医療法人甘利クリニック

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先日、57歳の誕生日を迎えました。

誕生日だからといって、特別な感慨もないのですが、

先日「最近、自分の思考が停止しているな・・・」と

実感させられることがありました。

 

それは、国会で「働き方改革関連法案」が可決され、

それに反対する方々の姿をテレビのニュースでみたときでした。

 

今まで何度か目にしてきた「働き方法案」のニュースを見ながら、

「働き方を改善する法案のはずなのに、

過労死をされた方のご遺族の一部が反対している・・・」

その理由を自分が知らないことに気がつきました。

番組では「高度プロフェッショナル制度」が争点・・・との解説でしたが、

「いろいろな意見があって当然」

「賛成意見には反対意見がつきもので、全員が賛成はないよな」と

一通り考えを巡らせた後で、

「それで、その法案の何がいけないと訴えているのか?」

それを自分は理解していない・・・・

つまり、誰かが流した情報を聞いただけで、

自分で考えていないことに気がつきました。

 

以前、大学病院で研究生活を送っていた頃、

岸本忠三先生の「なぜかと問いかける内科学」に感銘を受け

「何故そうなるのかを考えること」を大切にしてきたつもりでしたが、

近年の溢れる情報の中で、ともすると情報を収集することに没頭し、

「何故そうなるか?何が正しいのか?」を考えることを

止めてしまっていたように思います。

 

人生の後半戦、仕事でも社会生活でも、

「それは何故か?を問う」

そのことを大切にしていきたいと思っています。

 

==甘利内科呼吸器科クリニック==長野市==呼吸器内科==アレルギー科==

 


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人が医療機関を受診する目的は、

単純にいうと病気や体の不調を治すためです。

その目的を叶えることが医療機関の存在する意義です。

ですから治療して結果を出すことは、

私たちが果たすべき最重要課題だということは異論はありません。

でも、私はもうすこし違う考え方をしています。

 

たとえば、お腹が空いて食事をしたいと思った時、

空腹が満たされれば目的は達成されますが、

それだけで満足できるでしょうか?

「お腹がいっぱいになれば良い・・・」

確かにそんな日もあるでしょう。

でも、「美味しいものを食べたい」

「気の利いたお店で食事をしたい」

そう思うことだって多いと思います。

また、空腹を満たすために入ったレストランが

思いがけず自分の好みに合っていたり、

気の利いたサービスに嬉しくなることもあると思います。

 

医療機関だってそうではないか・・・と思うのです。

体調の不具合で仕方なく受診した医療機関が、

白くつめたい壁に、ビニールの長いす、

スタッフも医師もきちんと仕事はしているけど笑顔一つ無い。

果たすべき仕事はしてくれるけど、

それ以上のことはなく期待もできない。

もし、当院がそのような医療機関だとしたら、

私という個性を持った人間が

医師として仕事をしてる意味がないと思うのです。

 

当院では、患者さんを患者様とは呼びません。

患者さんに対して、過剰な敬語は使いません。

でも、気持ちよく受診していただけるような配慮には

手を抜いたりしていません。

 

入り口の花壇には季節の花が咲くように、

玄関にはフラワーアレンジメントをおいて

花が絶えないようにしています。

室内の飾り物は、季節に合わせて、

毎月変更しています。

待合室や診察室には、木を多用したインテリアを置いて

無機質な冷たい空間にならないように工夫しています

そして、テレビや過剰な宣伝やポスターを避けるようにしています。

 

確かに当院は小さいし、

スペースにゆとりはありません。

築50年になる建物は

機能だけなら新築には敵いません。

予約外だと待ち時間は長いし、

休診日も多めかもしれません。

しかし、それでも当院を受診していただける

そんな皆様のために、

会計を終えて玄関をでたときに、

治療の満足と一緒に

ちょっとした気持ちの良さを感じていただけたら・・・

 

私はそんな気持ちを、診察にプラスして届けたい、

そう考えています。

 

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先日、北信耳鼻咽喉科学術集会に講師としてお招きいただきました。

日頃から耳鼻咽喉科の先生とディスカッションしてみたいと考えていましたので、

「慢性咳嗽の診断と治療について」

~耳鼻咽喉科の先生と一緒に考えたいこと~

という演題でお話しさせていただきました。

一応私が講師という立場でしたが、日頃私が疑問に思っていたり、

経験がなくわからないことを耳鼻咽喉科の先生方にお聞きするる展開も多く、

講演時だけではなく、懇親会でのディスカッションを含めて有意義な時間となりました。

 

通年性のアレルギー性鼻炎や慢性副鼻腔炎などの患者さんは、

何年も前から軽微な鼻症状が持続していることが多いため、

ご自身でも「いつものこと・・・」と気にしていないことも多いのです。

しかし、長引く咳の原因の中には鼻水が喉の方に落ちる後鼻漏が意外に多いのです。

病院勤務と違い開業していると、他の科の医師との連携を取りにくいのですが、

今後も色々な情報を共有しながら診療していけたら、

より質の高いレベルで診療できると思います。

==甘利内科呼吸器科クリニック==長野市==呼吸器内科==アレルギー科==気管支喘息の治療==


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