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「土俵の真ん中で相撲を取る」

2017.07.13

これは最強の経営者と呼ばれる稲森和夫さんが

仕事への取り組み方でお話しされている言葉です。

稲森和夫さんは、京セラ、KDDIを創業した実業家で、

その手腕を買われ、破綻したJALの再生を任された方です。

ギリギリまで(土俵際まで)追い詰められて頑張るのではなく、

余裕を持って冷静に仕事をするようにという教えで、

いつも資金調達に走り回るようでは、

まともな経営や将来への投資は出来ないと言うことでしょう。

 

「土俵の真ん中で相撲を取る」

この考えはは病気の治療、特に継続的な治療が必要な

慢性疾患の治療には大切な考え方だと思います。

 

喘息のクスリが終わっているのに

「まだ症状が無いから大丈夫・・・」と受診を遅らせる人は多いですし、

糖尿病で血糖が高いけど

「特に症状が無いからついつい・・」と食べ過ぎたり、

お酒を飲み過ぎたりしてしまう人も多いです。

 

知らず知らずのうちに、少しずつ土俵際に追い込まれて、

結局入院が必要になったり、強いクスリが必要になったりしてしまいます。

そして、土俵際に追い込まれる習慣のある人は、

いつも土俵際になって受診される傾向がありますから、

一歩間違えて土俵の外に出てしまう場合もあるでしょう。

 

心理学者チャールズ・クーリーの言葉に次のような名言があります。

「明日はなんとかなると思うのは馬鹿者だ」

「今日でさえ遅すぎる」

「賢者は、すでに昨日のうちに済ませてしまっている」

 

そう、賢者は「土俵の真ん中で相撲を取っているのです」

 

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