「趣味は読書です」とはとても言えないレベルですが、本を読むことが好きです。
仕事のための医学書や文献以外に、月に1~2冊は本を読むようにしています。
先日遅ればせながら、今年の直木賞受賞作「下町ロケット」を読みました。
http://www.shogakukan.co.jp/books/detail/_isbn_9784093862929
下町の中小企業を主役にしたこの小説、
技術力とプライドを武器に
大企業の策略やエゴや思い上がりに立ち向かっていくといったストーリーですが、
現実にありそうな内容でもあり、スピード感やスケール感もあり、久しぶりに一気に読み切りました。
小説の中で心に残ったのは、
主人公の社長さんのが「仕事というものは二階建ての家のようなものだ」、
「1階部分は、飯を食うためだ。必要な金を稼ぎ、生活していくために働く。だけど、それだけじゃあ窮屈だ。だから、仕事には夢がなきゃならないと思う。
それが2階部分だ。夢だけ追っかけても飯は食っていけないし、飯だけ食えても夢がなきゃつまらない」 と語る場面です。
今の世の中、ご飯を食べていくこと、お金を得ることに捕らわれてしまいがちだけど、
仕事で疲れたとき、元気が出ないとき・・・是非読んでみて下さい。
長野市 篠ノ井 内科・呼吸器内科・アレルギー科 甘利内科呼吸器科クリニック